3)保健機能食品の種類と内容について

保健機能食品(3つの種類), 分かりやすく, 解説,

   次に、「保健機能食品」には、「特定保健用食品(トクホ)」、「機能性表示食品」、「栄養機能食品」の3つの区分に分けられることは、既にご説明しましたので、ここではそれぞれについて、簡単に違いを説明したいと思います。

保健機能食品の種類と内容

(1)「特定保健用食品(トクホ)」は、身体の生理学的機能等に影響を与える保健関与成分を含み、摂取することで、特定の保健用途の表示が行える食品です。ただし、特定保健用食品は医薬品ではないので、これだけを摂取しても、食習慣から生じる疾患を治癒させることは出来ません。あくまで食生活は、主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを心掛けるとともに、特定保健用食品を摂取する事で健康を維持・増進する際の手助けになるものとされています。

(2)「機能性表示食品」も医薬品ではないので、疾病の治療、予防を目的としたものではありません。また、疾病のある方、未成年、妊産婦(妊娠を予定している人を含む)、授乳中の方を対象にした食品ではありません。基本的は、主に、食生活において、色々な栄養素をバランスよく摂取して、食生活を見直すことが第一に行う事で、その上で機能性表示食品は、機能性関与成分により、健康の維持・増進に役立てることを目的とした食品という事になります。

(3) 「栄養機能食品」についても、他の保健機能食品と同様に、医薬品とは異なり、疾病の治療や予防のために摂取するものではありません。栄養機能食品を摂取する基本は、他の保健機能食品と同様に、食生活において、色々な栄養素をバランスよく摂取して、食生活を見直すことが第一です。その上で、栄養機能食品は一日に必要な特定の栄養成分(既に、科学的根拠が確認されたもの)が不足している場合に、その補給をすることを目的とした食品です。

【本項目における纏め】

  保健機能食品は3つの区分がありますが、いずれも医薬ではないため、疾患の治療や予防に用いるものではありません。一方で特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品、栄養機能食品の3つの保健機能食品とも、健常なヒトが健康の維持・増進を図る上で、先ずは食生活における、主食、主菜、副菜を基本に、色々な栄養素をバランスよく摂取し、適度な運動、十分な休養により、生活環境を見直すことを第一に考え、その上で、保健機能食品を上手に利用することで、個人の健康の維持・増進を進める際に役に立つものと考えられます。

ブログ 4)の詳細では、「特定保健用食品(トクホ)」について、説明いたします。

保健機能食品(3つの種類), 分かりやすく, 解説,